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今日は一日、講義でした。

ニーハオ!ひいろです。
昨日から、五歳の娘が、暗闇で人の足首を捕まえるというゲームにはまっています。
「お化け屋敷みたいで楽しいでしょ?」と、ものすごい笑顔で言うのですが、内容が気持ち悪いのでやりたくないです…。

さて、今日は一日、東邦大学で講義をしてきました。
一年に一度の講義です。
テーマは「助産と東洋医学」。
一緒に講義をした産婦人科医の岡村麻子先生とは、今日で二回目のコラボ講義でした。

岡村先生は漢方薬を臨床の現場で使いながら、産婦人科学会で症例を発表されたり、東大で講義をされたり、東洋医学の普及にも努められています。
岡村先生とは、偶然北京で知り合いました。
北京中医薬大学の国際学院で後輩と話をしていると、突然声をかけてきた女性がいたのでしたが、それが岡村先生でした。
岡村先生は、臨床の現場で漢方薬をよく処方し、その効果の高さを論文や講演で伝えることにも力を入れています。

東邦大学で食べたお弁当。お腹一杯になりました。美味しかったです!ありがとうございました!!

産婦人科における現場では、漢方薬を使うことで打開される問題が少なくないそうです。
予定日を過ぎた妊婦さんに、漢方薬を投与することで、明らかに帝王切開が減少しているそうです。
また、切迫流産の妊婦さんに、冷えを解消するために漢方薬を処方したところ、状態が無事に安定することもあると言います。
現在、症例を集めて論文を発表準備中とのことです。

 

東邦大学看護学部の先生方も、助産師として、そして、助産師を育成する教師として奮闘されています。
大学病院で分娩に携わる仕事をしながら、論文を発表し、教育に携わるのは容易ではありません。

僕も中国で先生方に習ったことを日本に伝えるために、臨床だけでなく、教育や研究にも力を入れる時が近づいているな、と感じています。
だって、「傳統醫學研究所日色鍼灸院」ですからね。
「研究所」と名前にありますものね。
先月、ある方に指摘されて思い出しました(笑)。

そういう訳で、将来のことを色々考えている今日この頃です。
それでは、明日も頑張ります!!
再見!!

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この記事を書いた人

傳統醫學研究所日色鍼灸院院長。
約10年の中国留学の後、横浜中華街にて開業。鍼灸学士、医学博士。
世界医学気功学会常務理事。

鍼灸、気功、徒手療法などの施術を中心に、養生(生活習慣)の取り組みから身体をサポートする。

プライベートでは、5人の子供の父親。

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