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逆子の鍼灸治療

ニーハオ!ひいろです。
帰宅したら、長女は友達の家に泊まりに行っていたようです。
ものすごく、家の中が静かです。
いつも勉強している時に、長女がお茶を淹れて持ってきてくれるのですが、今日は次女がお茶を運んできてくれました。
頑張って勉強します!!

さて、本日、33週の妊婦さんから逆子が治ったと連絡を頂きました。
逆子については、過去の記事
逆子の治療について~最新版~
逆子について
妊婦の方へ
をご覧ください。

この方は、3回鍼灸治療をしました。

確かに、33週なので、ゆっくり休めばまだまだ治る余地はあったと思います。
「胎位異常」、すなわち「逆子」で生まれてくる赤ちゃんは全分娩の3~5%だそうです。

でも、何もしなければもしかしたらその3~5%の中に入ってしまうかもしれない心配がありますよね。
やはり、逆子の妊婦さんのお腹はカチカチに硬くなっていることがほとんどです。

それは、身体の冷え、上の子の育児による疲労、歩き過ぎ、立ちすぎ、働き過ぎなど原因は様々です。
お腹が硬くて張っていると赤ちゃんは動くことができません。

飲茶で一番好きなのが「海老焼売」です!!薄くて透明の皮がきれいですよね。本当にうまいです!!!

また、ほぼ間違いなく骨盤が歪んでいます。
骨盤が歪むとお腹の筋肉が緊張し、横隔膜が緊張します。
それと同時に、内臓が定位置に安定しないため、内臓も緊張するようです。
そうすると子宮が圧迫されるため、お腹が張るようです。

ですから、骨盤を元の位置に戻してあげるだけでお腹がゆるむことがほとんどです。
私が逆子の治療をする時には、最初に骨盤の調整を行います。
手を当てておくだけで骨盤を調整する方法なので、全く痛みがないため、多くの患者さんが「気功ですか??」と勘違いされます(笑)。
これはBRM療法という手技療法です。
全くストレスなく骨盤の調整ができるので、創始された吉田先生には本当に感謝しています。

それから、羊水の量が少なくても赤ちゃんは頭を下にした「頭位」、つまり、正常な位置になるのが難しい場合もあります。

重要なのは、逆子になるのはお母さんの生活習慣の問題であることがほとんどです。

  • 食事の代わりに、アイスや果物を食べ、冷たいものばかりを飲む
  • 太りたくないから食事制限をする
  • 体重制限をするために負荷のかかる運動をする

はっきり言って、赤ちゃんのことを無視した自殺行為です。

妊娠・出産は大仕事です。
そして、授乳・育児もまた大仕事です。
産後の大仕事のためにも、しっかりと妊娠中に身体を整えておく必要があります。

まぁ、私も妻に、もっと協力してくれてもいいんじゃない?とチクチク言われて耳がものすごく痛い今日この頃です…。

一人目の出産後、体調がなかなか戻らなかったという方が意外と多いです。
日頃から自分自身の身体と向き合って出産に臨むことで、回復しやすい身体を取り戻すことができるはずですよ。

それでは、身体健康!!
再見!!

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この記事を書いた人

傳統醫學研究所日色鍼灸院院長。
約10年の中国留学の後、横浜中華街にて開業。鍼灸学士、医学博士。
世界医学気功学会常務理事。

鍼灸、気功、徒手療法などの施術を中心に、養生(生活習慣)の取り組みから身体をサポートする。

プライベートでは、5人の子供の父親。

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