寒い季節はおっぱいのつまりに気をつけましょう。

こんにちは。
横浜中華街のひいろです。
本日は、寒い季節のおっぱいトラブルのお話です。

 
赤ちゃんがまだ小さいと夜間に授乳するために起きることがあります。
眠気と戦い、我が子におっぱいをあげる姿には本当に頭が下がります。
女性は本当にすごいです。

睡魔のため起きるのが大変なので、横向きでおっぱいをあげるという裏技(?)をすることも多いと思われます。
いわゆる「添い乳」です。

助産師さんに教えてもらったのですが、添い乳をしていると、重力の影響でおっぱいの横側に母乳がたまってしまい、そこがつまるというのです。
なるほど、おっぱいの外側がつまるのはそういう理由だったのか、と非常に勉強になりました。

赤ちゃんがおっぱい飲んでいるうちに、ママが寝落ちしてしまうことがよくあるようです。
また、冬の添い乳は危険です。
まる出しの状態で寝てしまうと、おっぱいが冷えて乳腺がつまってしまい、そうなると乳腺炎の出来上がりです。

北京に住んでいた頃、添い乳しながらまる出しで寝落ちして、おっぱいがつまってしまったという方を何人も診たことがあります。
これからの季節は冷えやすいので要注意です。

ちなみに、授乳期の乳腺炎やおっぱいのトラブルでも、私は胸に直接鍼やお灸をすることはありません。
手足の経絡、肋骨、骨盤の歪み、首肩背中のコリを調整するとおっぱいのトラブルは解消されます。

それから、内臓が疲労していても、肩腰背中は固くなります。
身体の後ろ側の血流が滞っていれば、身体の前面も流れが悪くなります。
身体の外側が滞っていれば、身体の内側も滞ります。
反対も然り。

つまり、身体は全てが繋がっているのです。
全身の血流を改善し、肩、背中のコリ、内臓の疲れを解消してあげれば、おっぱいのトラブルもきっと解消されるでしょう。

繰り返し、何回も乳腺炎になり、おっぱいのトラブルに悩んでいる方は、母乳マッサージだけでなく、全身の調整をすることで元気を取り戻すことができるはずです。
身体が元気になると、当たり前ですが、母乳の質も良くなるので、赤ちゃんも元気になります。

だって、ちょっと前までママのお腹の中にいたのですもの。
お互いの体調が影響するのは当たり前ですよね。

そういう訳で、元気があれば何でもできますので、もし体調を崩しているのならば、しっかりと身体を整えて下さい。
これからの季節は、特に添い乳の寝落ちに気をつけて下さいね。

それでは、生活愉快!!
再見!!

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この記事を書いた人

傳統醫學研究所日色鍼灸院院長。
約10年の中国留学の後、横浜中華街にて開業。鍼灸学士、医学博士。
世界医学気功学会常務理事。

鍼灸、気功、徒手療法などの施術を中心に、養生(生活習慣)の取り組みから身体をサポートする。

プライベートでは、5人の子供の父親。

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