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子供の頃に骨折。そして…。

にーはお!ひいろです。
一昨日、元町にある喫茶店ルノアールで一人会議をしてきました。
最近のテーマは「普段やらないことをやる」なので、生まれて初めてブレンドコーヒーを注文しました。
飲み慣れないコーヒーを飲んだら、10分くらいでお腹が痛くなったので、帰宅しました…。
僕の大腸には、もう少し頑張って欲しかったです。

さて、小学五年生の時、修行の途中で転倒した際、手の付き方が悪くに左尺骨骨折した。
手首と肘の間の外側です。
レントゲン写真を見ると「く」の字に曲がって折れていました。ちょうど、マッチ棒をポキッと折った時のように。

整形外科では折れて曲がってしまった骨を整復し、ギプスで固定する処置をしてもらいました。
整復する時は痛かったです。
看護師さんが僕を後ろから押さえつけ、整形外科医が僕の腕を引っ張ります。

1ヶ月後、ギプスを専用の電気カッターで切っていきます。
ひと月ぶりに姿を現しました左腕は、見るも無残に細くなっていました。
肘はほとんど曲がらなくなっていました。
頑張ってようやく90度曲がる程度で、指先で左の肩を触ることは到底できません。
しかも、折れたところは曲がってくっついてしまったのです。
後遺症が残ってしまいました。

リハビリをしましょう。

主治医は言いました。

リハビリ室に行くと(パートらしい)女性が迎えてくれました。
そこには小さなお風呂のようなものがあり、患部を温めて血行を良くする器具のようでした。

女性は言いました。

「右腕を入れましょう。」

僕と母は「???」という感じで絶句。

母は言いました。

ケガしたのは左ですが…。

 

あ、そうでしたか。それでは、左腕を入れてください。

と女性。

結局、リハビリは一度行っただけです…。

酢豚に白米、二合は余裕です!!子供の頃は嫌いだったのに…。美味しいです!!

横須賀に引っ越す前は、上大岡駅からバスに乗って移動する芹が谷に住んでいました。
芹が谷に久保田接骨院があります。
4~5歳の時から通院しており、ターザンごっこをしっていて落下して出血するようなケガをした時にも通院。
普通は外科に行くようなケガでも久保田先生のところに行くこともありました。
僕の両親がどれだけ信頼していたかがわかります。
とにかく、ものすごく腕が良かったです。

横須賀から芹が谷までは一時間半ほどかかります。
往復三時間…。
母が、芹が谷まで治療に連れて行ってくれました。
久保田先生の治療を受けて、曲がらなくなった腕は少しずつ回復していきました。
今でも、あの時の経験が僕の中で強烈に残っています。
今では全く問題ありません。
久保田先生には本当に感謝しています。

その時の影響でしょう。
小学校の卒業文集では将来の夢として「空手のチャンピョンになって接骨院の先生になる」と書いてあります。
紆余曲折しましたが、「中国武術を練習し、鍼灸院の先生」になっているので、けっこう路線としては近いですよね。

実は、接骨院には包帯をくるくる巻く器具があるのですが、あれをやりたくて接骨院の先生になりたいと思ったのも一つです。
大学卒業後、接骨院に勤務した時に、包帯くるくるをやりました!
子供のころの夢を本当に叶えましたね。

久保田先生の治療院で読んだ『ブラックジャック』が医学を志す礎を築いてくれたことも忘れません。
人生、本当に色々ありますね。

明日も治療、頑張ります!!

~劇終~

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この記事を書いた人

傳統醫學研究所日色鍼灸院院長。
約10年の中国留学の後、横浜中華街にて開業。鍼灸学士、医学博士。
世界医学気功学会常務理事。

鍼灸、気功、徒手療法などの施術を中心に、養生(生活習慣)の取り組みから身体をサポートする。

プライベートでは、5人の子供の父親。

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