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子供の花粉症・アレルギーの原因とは??

ひいろです。
昨日、妻と7歳の長女が横浜のデパートで買い物をしていると、見知らぬ中年女性に声をかけられたそうです。
モデルやエキストラで和風の子を探しているとのこと。
探している対象が「和風の子」というのが、なんか微妙です…。
名刺を渡されたそうですが、妻は興味がない旨を女性に伝えました。
すると、女性は「え?!興味ないの?!」とこちらが興味あるのが前提で話をしていたようです。
子供のスカウトなら春休み中にやればいいのに…。
和風の子を探して何をするつもりだったのか気になります。

さて、ようやく花粉症のシーズンが終わりそうですね。
そうは言っても、最近は小学生だけでなく未就学児の花粉症、鼻炎の患者さんが少なくありません。
今まで治療したアレルギー体質の子供たちに共通することを見つけました。
正確な人数は忘れましたが、50人にはなるでしょう。

それは冷たいものを飲み食いするということです。
アイス、果物、牛乳、ジュースなどを頻繁に摂っていました。
それから、食事中に冷たい水やお茶をガブガブ飲む子もアレルギー体質、虚弱体質であり、カゼを引きやすく、中耳炎になりやすい傾向にあるようです。

あなたは気付いたかもしれませんが、実は大人のアレルギーや花粉症、体調不良も子供と同じです。
ただ、大人の場合はより暴飲暴食、ストレス、夜更かしなどの病気発症の条件が整っているので、より回復しにくいことは否めません。

さて、子供のアレルギーに話を戻しましょう。

もし、あなたが本気でお子さんの病気を改善させたいのならば、冷たいものを飲み食いさせないことです。
もちろん、パパとママが子供の前で冷たいものを飲んだり食べたりしないことが大切ですよ。
「パパとママは大人だからいいけど、子供の君はだめだよ」というのは通用しませんので、作戦に協力してもらうのでしたら、率先して取り組まれてはいかがでしょうか。

まずは一ヶ月間止めてみるといいですよ。
必ず身体が変わるはずです。
こんなに簡単な方法で、保育園や幼稚園を早退することがなくなればいいと思いませんか?

「富士山盛り」というのを食べてみたくて注文しました。4歳の娘が、カレー丼を食べたいというので注文したら、辛いと言って一口しか食べず…。まさかの戦わずしてリングを下りるという行動に…。今度はしっかり戦えるメンバーで食べに行きたいです!

あなたはこういう経験をしたことがありませんか?
職場に到着したと思ったら、担任の先生から電話が入り、「〇〇ちゃん、熱があるので、お迎えお願いします」と。
以前、お子さんの治療で来院されていた方は片道2時間かけて職場に到着したら、保育園から呼び出しがかかったので、すぐに帰宅するのです。再び2時間かけて戻るのです。

しょっちゅうカゼを引くので病院に連れて行き、病院で新たに感染症にかかるというのを何回も繰り返すお子さんもいました。
本当に大変ですよね…。

お子さんが回復したと思うと、お子さんの看病疲れでママが寝込みます。
そうすると、パパが仕事と家事をやることになります。
最後はパパがカゼを引いて、寝込みます。
一家全滅です。

まぁ、宴会のビンゴがこのくらい気持ちよくいってくれたらいいのになぁ、と思います。
これは結構ある話ですよ。

冷たいものがなぜ悪いか、と言いますと「陽気」を消耗するからです。
食べた物を消化吸収させる原動力は「陽気」です。
身体において「陽気」が完全になくなった場合、人は死にます。
中国医学では「陽気」をいかに保ち、大切にするか、ということを治療や養生を通して実践します。

また、食事中に水をよく飲むと胃液などの消化液が薄まります。
胃液は非常に強い酸性です。腐ったものや菌やウイルスが多少口から入っても消化液が消毒してくれます。
しかし、食べながら水をたくさん飲んでしまうと、消化液が薄まり、腸炎や消化不良を起こしやすくなるので体調を崩すことになります。
中国医学的には、消化器系(脾胃)に負担がかかり、胃の腐熟作用と脾臓の運化作用が低下し、陽気が弱まり、水湿が停滞するので気血が順調に流れなくなり、病気になると考えられます。

「脾は湿を悪(にく)む」という言葉があります。
「身体がだるい」、「手足が重たくだるい」、「頭が全体的に重く痛い」、「下痢しやすい」というのは脾臓の症状です。
湿気は運化作用を低下させます。
梅雨に身体が重いのはそのためです。

あなたはきっと聞きたいことでしょう。

「何をしたらいいですか?」と。

実は、何かをするのでなく、しないようにすればいいのです。

今までやっていたことをしないようにする、というマイナスの作業です。
ですから、何かを買いそろえたり、病院に行ったり、治療を受けに行く必要がないのです。
お金も時間も全くかからない方法ですよ。
まさに魔法のような方法ではないですか?

生活習慣を変えるだけで、驚くほど元気な身体を手に入れませんか?
あ、なんか安っぽい広告みたいなことを書いてしまった…。
でも、本当ですよ。

とは言ったものの、自力回復が難しいお子さんも確かにいます。
自宅でできる方法をお伝えしますね。

それは、また明日、この時間に!

あ、すいません…。
「CMの後で!」みたいに引っ張る、安っぽいバラエティ番組のようで…。

それでは、明天見!!

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この記事を書いた人

傳統醫學研究所日色鍼灸院院長。
約10年の中国留学の後、横浜中華街にて開業。鍼灸学士、医学博士。
世界医学気功学会常務理事。

鍼灸、気功、徒手療法などの施術を中心に、養生(生活習慣)の取り組みから身体をサポートする。

プライベートでは、5人の子供の父親。

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