考えさせられました。11月20日(土)は研修のため休診です。

こんにちは。

横浜中華街のひいろです。

11月20日(土)は研修のため休診です。

 

川口拓氏主催の【都市災害に備える!Japan Urban Survival School 認定、災害対策アドバイザー講習に参加してきます。

https://wildandnative.com

川口老師曰く「無人島で遭難した時のサバイバルはそれほど難しくない。

非常に困難なのは砂漠。昼間は灼熱の陽射しに焼かれ、夜間は零下まで下がることもあり、無情に体温は奪われて低体温症で命を落とす危険があります。

都市部で怖いのは水源が確保できないことです。

溜まり水を見つけて、煮沸しても化学物質で汚染されていれば飲めません。

特別なフィルターでなければ化学物質は濾過できません。

そのような中、いかにサバイブ(生存)するか?

その具体的な方法はもちろんのこと、原理原則を知ることでサバイブする可能性を作り出すことができます。

川口老師が伝えるネイティブアメリカン古来の教えは人生をより快適に生きるか?を実践する方法、生き方です。

この思想、考え方は中国医学に似ています。

国家級老中医張士傑老師が言われていましたが

「中医是雑学(中医は雑学だ)」。

師父廖赤陽教授は

「理と事」と言われていました。

世の中には様々な事象があるが、物事には一貫している原理原則がある。理がわかれば事がわかる。医者には医者の、主婦には主婦の、料理人には料理人の道(タオ)がある。

深い

ところで、昨日来院されたもうすぐ90歳の女性が言われていました。

「私たち昭和一桁生まれの者は元気なの。

戦争経験してるからね。

新潟に疎開もしたのよ。

家族は仙台に疎開したんだけどね。

仲良い友達がいたから新潟に行きたくってね〜。新潟にいたんだけど、父親が迎えにきてくれたのよ。

B21が飛んでるのが見えるのよねぇ。

仙台で爆撃も経験したわ。

防空壕に隠れていた時、爆撃された後も怖くて出てこられなかったわ。先に仙台に疎開していた姉と弟たちは慣れた者だったけどね。

だから、コロナなんて戦争に比べたら大したことないわよ。

戦争だけは嫌ね。

本当に惨めだったわ。」

このタイミングでこのようなお話しを聞けたのは何かの導きであると感じました。

昨今は、戦時中とは違った悲惨さがありますが、人生を謳歌されている御姿に生きることの力強さを頂きました。

来週から寒さが本格化しそうなので、くれぐれもご自愛下さいませ。

再見🙏

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この記事を書いた人

傳統醫學研究所日色鍼灸院院長。
約10年の中国留学の後、横浜中華街にて開業。鍼灸学士、医学博士。
世界医学気功学会常務理事。

鍼灸、気功、徒手療法などの施術を中心に、養生(生活習慣)の取り組みから身体をサポートする。

プライベートでは、5人の子供の父親。

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