※追記【6月の診療のお知らせ】と小話

こんにちは。
横浜中華街のひいろです。
間もなく6月が始まりますね。もうすぐ、今年も半分終わりですね。

6月の診療についてですが、23日(木)は恒例の東邦大学看護学研究科の大学院で講義のため、午前中のみの診療となります。
そのため、気功教室、オンライン気功教室はお休みになります。
【追記】6月22日(水)は研修のため、午前中のみの診療になります。

さて、先日、これまた日色家恒例の「竹切り修行〜ひいろ果樹園再生プロジェクト〜」(そんな名前だっけ??)に行く予定だったのですが、あいにくの雨のため、急遽予定を変更して弟の畑にお手伝いに行ってきました。
畑は完全無農薬、有機栽培。
そこで採れたキャベツが美味しくて本当に驚きました。
芯まで甘くてびっくり!
普通、スーパーで買ったキャベツの芯は硬い上に、苦くて食べるのを避けていました。
土や肥料など環境が野菜に与える影響がこんなにも大きいのか、と痛感させられました。

 

そう考えると人も全く同じ。
毎日食べるものが今の身体を作ってくれているのだと。
先日、鍼灸学校で講義をしてきましたが、学生の不健康さに驚愕しました。
若い時は自分の健康にそれほど気を使わないのも理解できますが・・・。

 

実技実習では、舌診(中国医学では舌の状態を見て、身体の状態を知る方法があります)を通して、学生の身体の状態を見ていきます。
どう見ても消化器系が弱っており、血が不足している「血虚」でした。
と、言うことはタンパク質が著しく不足していることが予想されました。

 

話を聞いてみると、朝食はフローズン苺でスムージーを飲み、元気が出ないためにコーヒーを飲んで目を覚まし、甘いお菓子を食べてから学校に行くと言うのです。

そして、気になる昼食・・・。
そばかラーメンで終わり。

 

ここまでくると聞くのが怖い夕食は・・・。
チキンラーメンとビール4本。

これでは血糖値が乱高下してしまい、イライラしやすく、元気も出ないはずです。
夜もぐっすり眠ることは困難です。
確認すると全ての症状が当てはまりました。

 

このままいくと、脳から副腎に指令を出して、抗ストレスホルモンであるコルチゾール
がうまく出なくなり「バーンアウト」と言って鬱や廃人のようになってしまうのが目に見えています。
食事が身体に及ぼす影響の大きさを思い知らされた事例でした。
治療は身体を回復させる手助けにはなりますが、食事や生活習慣を無視していては回復することは望めません。

 

そういう訳で(強引なしめ方だけど)、来月も催し物が盛りだくさん。
早く竹を切りに行きたいです。

梅雨のような雨が続くことが多く、太陽黒点の活動が活発化しているようですので、くれぐれもご自愛ください。
それでは、再見。

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この記事を書いた人

傳統醫學研究所日色鍼灸院院長。
約10年の中国留学の後、横浜中華街にて開業。鍼灸学士、医学博士。
世界医学気功学会常務理事。

鍼灸、気功、徒手療法などの施術を中心に、養生(生活習慣)の取り組みから身体をサポートする。

プライベートでは、5人の子供の父親。

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