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タタールとウイグルの言葉

こんにちは。
横浜中華街のひいろです。
最近、重曹を使った歯磨き粉で歯を磨いています。
発泡剤を使っていないので泡が立たず、磨いた感じが好きです。
非常にサラサラしています。
今朝、油断をしていたら、気管に入って死ぬかと思いました。
午前一杯歯磨き粉のダメージが残り、咳が出ていました。
今後は注意して歯を磨きます。

 

さて、9月の初旬に私が訪れたロシア連邦のタタルスタン共和国。
人口の53%がタタール人です。
タタール人はロシア語の他にタタール語を話します。

タタルスタン共和国の首都カザンで治療したおばあちゃんもタタール人でした。
昨年の8月にお会いした時には、補聴器を片方しかしていませんでした。
旅行先で片方を失くしたそうです。
今回お会いした時にはもう片方の補聴器もしていませんでした。
どこかで失くしたのか、故障したのかわかりません。
非常に耳が遠いのですが、元気いっぱいです。

この元気なおばあちゃんからタタール語を叩き込まれました。
ロシア語で「good!」、中国語で「好!」というのをロシア語では「хорошо」といいます。
「ハラショー」というのを聞いたことがあるかもしれません。
応用範囲が広く、会話の中で必ず登場する表現です。

この「хорошо」、タタール語では「yakhshi(ヤクシェ)」といいます。

この時、15年来の謎が解けました。
北京で毎日のように通っていたウイグル料理のお店の人から教えてもらった言葉と同じだったのです。
ウイグルの言葉とタタール語は同じだったのです。

「ヤクシェ」の「シェ」は「ш」なので中国語の「是」の「sh」の音なので、日本語にはない発音です。
タタール語とウイグル語が同じであることを知り、一人猛烈に感動していました。

また、「ありがとう」は「rähmät」、キリル文字では「рэхмэт」と表記するそうです。
「р」は舌をかなり強く巻いて「ル」と発音します。
ウイグルの発音では「р」はかなりさっぱりとした発音になっているようです。

ウイグルの話をしだすと、羊肉とクミンの香りは本当に忘れられません。

今日の話は、私が個人的に感激したのでご紹介しました。
そういう訳で、健康と中国医学と全く関係ないお話でした。
もしかしたら、新潟の藤原大輔先生くらいしか喜ばない内容だったかもしれません…。

それでは、خوش(ホシュ)!!

追伸:
「シュ」は「ш」の音であるのも、15年目にして初めて知りました。
嬉しいです。

タタルスタンでは、お茶にドライフルーツを入れて飲みます。食後に水分をたっぷり含んでパツパツになったドライフルーツを食べるとお腹がかなり膨れて満腹感も相当増すので苦しいです。

一番手前は乾燥したイチジク。腹持ちが良すぎてけっこう危険です…。

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この記事を書いた人

傳統醫學研究所日色鍼灸院院長。
約10年の中国留学の後、横浜中華街にて開業。鍼灸学士、医学博士。
世界医学気功学会常務理事。

鍼灸、気功、徒手療法などの施術を中心に、養生(生活習慣)の取り組みから身体をサポートする。

プライベートでは、5人の子供の父親。

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