小顔のツボってあるのですか??

ニーハオ!ひいろです。
今日の午後は、修行のため東京へ。
ものすごく大きな気づきを与えて頂きました。
そして、帰りの京浜東北線。
冷房効き過ぎで寒かったです…。

さて、よく尋ねられる「小顔のツボはありますか?」という質問。
これは、あります!

耳たぶの後ろに「翳風(えいふう)」というツボがあります。
これを軽く刺激してあげるといいですよ。
詳細は後半でお伝えしますね。

耳たぶの後ろにあるのが「翳風(えいふう)」です。

その前に、顔が大きくなってしまうのにはいくつか原因があります。
簡単に言うと顔がむくむことによって小顔ではなくなります。
むくむのにはいくつかタイプがあります。

①水湿型、食滞型

食べ過ぎ、飲み過ぎの次の日の朝、顔がむくんでいることがありませんか?
夕食の時間が遅かったり、前日飲み過ぎだったりすると内臓の動きが悪くなるため、顔がむくみます。
脾臓の運化の失調によって起こりますのが、このタイプです。
要は水分代謝の低下によって起こっているものです。
リンパの流れが悪くなっているとも言えます。

②瘀血型

顔色と唇が黒っぽく、こめかみがブヨブヨしているのが特徴です。
人によっては、歯肉から出血することもあります。
このタイプの顔のむくみは血の滞りが強いため、水湿型、食滞型より大変です。
どちらにしても気血の流れが滞っているために顔がむくみます。

③頭蓋骨のゆがみによるタイプ

顔が完全に左右対称という人は珍しいですが、鏡でゆがみを確認できると思います。
顔、頭の骨がゆがんでいても血液、リンパの流れが低下します。
ですから、頬骨の高さが左右異なり、耳の高さが左右異なり、顔が歪んでいる場合には頭蓋骨の調整必要です。
調整すると頬骨の高さ、耳の高さはその場ですぐに整います。ほとんどの女性は顔と頭の大きさがシュッとしたのを感じられると思います。

2016年夏、モスクワで生まれて初めて食べたボルシチ!!でも、もともとはウクライナ料理だそうです。小鉢に入ったサワークリームをお好みで入れて食べます。美味しかったです!!

それでは、自分でできる小顔のマッサージについて、具体的な方法をお伝えしますね。
本来は、タイプ別の方法があるのですが、今日はより簡単にできる方法をご紹介します。

両手で顔を包み込むようにして、人差し指と中指で耳たぶの後ろのくぼみを触る。
人差し指と中指は耳の後ろのくぼみを触り、てのひらは顔にくっつかないようにします。
指の腹でくぼみを押さえ、時計回りに円をかくようにゆっくりとマッサージします。
10回ほどやってから、耳たぶの下に位置する顎のあたりも10回ほどマッサージします。
そのまま、1~2㎝感覚で顎の先端までゆっくりと移動していきます。
ちょうど、胃と大腸の経絡の通り道なので、消化器系の調整にもいいですよ。

力は必要ありません。
もみほぐすようにはやらないで下さいね。
皮膚が動くように大きくやることがポイントです。
何より、「心地良いなぁ」というのが目安です。
やっていると唾液が出てくることがありますが、よくできている証拠です。

効果の現れ方には個人差があります。
本来は原因の特定が大切ですが、「翳風マッサージ」だけでもある程度の効果が見えることでしょう。
それから、耳や皮膚が痛くなるまでやらないように気を付けてくださいね。

顔のゆがみ、血流の改善、内臓機能の改善を目的とした治療を通して、内側から美しくなるのが、本当の美です。
どんどん美しくなってくださいね。

それでは、永遠漂亮!!
再見!!

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この記事を書いた人

傳統醫學研究所日色鍼灸院院長。
約10年の中国留学の後、横浜中華街にて開業。鍼灸学士、医学博士。
世界医学気功学会常務理事。

鍼灸、気功、徒手療法などの施術を中心に、養生(生活習慣)の取り組みから身体をサポートする。

プライベートでは、5人の子供の父親。

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