ニーハオ!ひいろです。
今日、20年ぶりくらいにしゃっくりが出ました。
原因が思いつくので、今度ブログでお伝えしたいと思います。
さて、北京に留学していた時、よくあることとして、デパートやスーパーで買い物をしていると、かなりぶっきらぼうに対応されたり、冷たくされたりすることがあります。
もっとしっかり仕事しようよ!といつも思います。
もちろん、丁寧な店員さんもいますが、あまり出会わない気がします。
ただ、顔見知りになると、ものすごく親切にしてくれます。
食堂の店員さんと顔見知りになって、よく大盛りにしてもらうこともありました。
日本では、ほとんどのお店では「いらっしゃいませ」と笑顔で対応してくれます。
そして、「ありがとうございました。またお越し下さいませ」とこれまた笑顔で見送ってくれます。
時々、中国から一時帰国した際にお店に行くと、店員さんみんなが親切に、ものすごい笑顔で出迎えてくれるので、何か下心があるのか、と疑わしくなってしまうことがありました。
日本ではしっかりお客さんを迎えるという観念が自然と出来上がっているのだと思います。
良くも悪くもです。
北京で知り合った友人から聞いた話ですが、その方は大学を卒業してから40年近く中国関係の仕事をされていました。
北京に赴任したばかりの時、レストランに行ったそうです。
そのレストランの若い女性の店員さんが、非常に態度が悪かったそうです。
メニューを机の上に投げ、「何にするの?」と表情を変えずに言ったそうです。
その接客態度を見かねて友人は指摘しました。
接客しているのだから、君、もっと笑った方がいいよ。
すると店員さんは言いました。
私だって、笑いたければ笑うよ。
それを聞いて、確かに笑いたけば笑うというのはごもっともだ、と妙に納得してしまったそうです。
考えてみたら、日本人が中国において、日本で受けるような接客サービスを求めるのは傲慢ですよね。
しかし、中国において、日本のサービス、習慣を求める人がいるのも事実です。
裏情報としてある筋から聞いた話ですが、中国に馴染めない駐在員の家族が精神的に不安定になり帰国を余儀なくされるということが、実はけっこうあるそうです。
日本の常識を中国に押し付けても、思い通りにはなりません。
ですから、ストレスを感じて体調を崩してしまう人が少なくないようです。
僕も、わかっているつもりでも日本ではこうなのに、と感じて大変だった時期がありました。
逆に、中国は大らかで、大胆なのだから、と開き直ることで、楽しい中国生活を送っている人も少なくありません。
こうあらねばならない!という固定観念が快適な生活を送れるはずのところを邪魔してしまうのでしょうね。
最近、中国ネタを書いていると中国に行きたくなる衝動が押し寄せてきます。
そう言うことで、訪中は来年と思っていたのですが、おもしろネタを探しに年内行こうかと検討中です。
もちろん、修行ですよ。
それでは、再見!!
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