あまり関係ないかもしれませんが、鍼、灸、刮痧(かっさ)板、経絡人形などが欲しければ。~北京の旅篇~

ニーハオ!ひいろです。
先ほど、娘に暗闇で足を捕まえるゲームをやらされました。
けっこうスリリングな鬼ごっこですが、時間とともに暗闇に目が慣れるので、娘が何を企んでいるかわかるようになりました。
電気をつけると鬼は消える、という特別ルールがあるようです。
子供の創造性はすごいですね。

さて、鍼灸師にとって鍼灸用具は、侍の刀と同じです。
道具の選別は治療を行う上で、非常に重要です。
私の場合、手が小さいので自分の手に合った使いやすい道具を選んでいます。

しかし、日本ではなかなか入手しにくい道具もあります。
そこで、日色鍼灸院のとっておき情報です。
自分が使いやすい道具をさがす。
まずは、世にどのような道具があるかを知ることがまずは第一歩です。
その助けとなるのが、北京の鍼灸用具店です。

二環路内、東直門に中国医学の総本山である中国中医科学院があります。
その北門を出ると、鍼灸用具を取り扱うお店がいくつもあります。
北門の向かいにあるマンションの入り口にもいくつか鍼灸用具店があります。
鍼灸用具の購入希望の場合、タクシーの運転手さんに「東直門の北新倉、中国中医科学院の北門まで」と伝えると連れて行ってくれます。

もしくは、西門の方がタクシーは便利かもしれません。
西門からでも近いですよ。
中国医学の書籍が所狭しと置いてある本屋さんもあるので、そちらものぞいてみると面白いですよ。

中華人民共和国では国策として、中国伝統医学を継承し、普及することが行われています。
様々な問題があるとしても、さすが中国と思い知らされます。
街中の超一等地に鍼灸用具店がいくつもあるのですから。
もちろん、全て一階の路面店です。

刮痧板、翡翠の美顔マッサージ道具、経絡人形などお土産に購入すると喜ばれるかもしれません。
それから、等身大の経絡人形も売っていますよ。
これ、どうやって持って帰るのだろうと気になりますが、勇気を出して購入してみると旅の思い出になるかもしれませんね。
でも、北京に行って鍼灸用具店に行く人はあまりいないですよね…。

北京で食べたラグマン。中国語では「拉条子」といいます。麺はコシがあって美味しいです!!これ「必食」です!!

それから、2011年、帰国前は、お灸を使う養生法が流行しており、夕方になると荷車に山積みにされたお灸の箱を売りに来るおじさんがいました。
棒状のお灸をかざすように使うので温かくて気持ちがいいです。
中国は面白い国ですね。
普通の観光客が行かないような、それでいて、中国らしいお店を見ることで、他の観光客に差をつけてはいかがでしょうか?
正直、鍼灸師ではない人に、鍼灸用具店の場所を教えてもあまり意味がないかもしれませんが、面白いので時間があればぜひのぞいてみて下さいね。

それから、もう一つ、耳寄り情報をお伝えします。
中国中医科学院の北門の一本北にある道「簋街(guijie)」にある「西北料理」の店があります。
ここの麺はものすごく美味しいです。
ウイグル料理、蘭州拉麺、羊の串焼きなど西北地域の料理を食べられます。
余談ですが、ウイグル料理のラグマンとロシアで食べたラグマンは全然違うのでびっくりです。
北京を訪れることがあれば、ぜひ行ってみて下さいね。

それでは、生活愉快!!
再見!!

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この記事を書いた人

傳統醫學研究所日色鍼灸院院長。
約10年の中国留学の後、横浜中華街にて開業。鍼灸学士、医学博士。
世界医学気功学会常務理事。

鍼灸、気功、徒手療法などの施術を中心に、養生(生活習慣)の取り組みから身体をサポートする。

プライベートでは、5人の子供の父親。

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