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婦人科疾患には良くないもの。男性で持っている人は見たことないけど…。

ニーハオ!ひいろです。
昨晩は満月でしたね。
そのせいか、うちの娘たちが全然寝なくて寝不足です。
そう思ったら、弟の息子(1歳)も全然寝なかったそうです。
しかも、今日から母が泊まりに来てくれているのですが、母も昨晩は眠れなかったそうです。
人の身体が自然から受ける影響は大きいですね。

本当に、麺ばかり食べている感じがします…。細麺、美味しかったです!!

さて、私の中で、当たり前なことをすっかり忘れていて、患者さんとの会話の中で、思い出すことがあります。

日色鍼灸院には月経困難症、月経前緊張症(PMS)、子宮筋腫、チョコレート嚢胞、卵巣嚢腫、子宮内膜症などさまざまな婦人科疾患に悩まれている患者さんが来院されています。

共通している症状の一つに便秘があります。
もちろん、必ずある症状ではありませんが、かなりの方に共通している症状です。
もう一つ、冷え症。

便秘だと、なぜ悪いのか??

単純な話、大便は食べた物の残りかすであり、身体にとって不必要なものです。
毒素と考えてもいいでしょう。

大腸に大便が長くとどまっていると、血中に大便の成分が混入してくるという話を聞いたことがあります。
これを考えただけでも身体に良くなさそうですよね。

それから、重要なのは大腸と子宮と卵巣の位置です。
大腸と膀胱の間に子宮があります。

大腸に排出されない大便がたくさんつまっていると、子宮を圧迫することになります。
子宮の両側に卵巣があります。
そうなると、物理的にも子宮と卵巣が窮屈な状態になります。
ですから、子宮と卵巣の血流を良くするためにも便秘は必ず解消しなければなりません。

もうひとつ、冷え症の改善も必須です。
冷え症は身体を温める力が低下している状態です。

もしくは、血管が収縮した状態ですので、身体の隅々まで血液が行き渡らなくなっている状態です。
これでは、子宮と卵巣の血流も低下してしまいます。

そうなると、子宮筋腫、チョコレート嚢胞、卵巣嚢腫、子宮内膜症などの器質性の疾患には良いはずがありません。
腸、子宮、卵巣の血流低下を助長するものが身近なところにあります。

通常、男性は持っていないはずです。

おそらく…。

少なくとも私は持っていません。

それは…

ガードルです。

当院に来られる方でもガードルを履いている方がいます。
腰回りの治療の際に、ずらしてもらうと、ものすごく圧迫された痕があります。
それだけ身体を締め付けていたのです。

そういう訳で、もし、婦人科疾患にお悩みの方がいましたら、窮屈な下着やズボンをやめて、ゆったりとした服装にしてみて下さいね。
下腹部と下半身の血流が改善されるので、きっと今より症状が軽くなる事でしょう。

そういうことで、今日はこれにて失礼します。
再見!!

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この記事を書いた人

傳統醫學研究所日色鍼灸院院長。
約10年の中国留学の後、横浜中華街にて開業。鍼灸学士、医学博士。
世界医学気功学会常務理事。

鍼灸、気功、徒手療法などの施術を中心に、養生(生活習慣)の取り組みから身体をサポートする。

プライベートでは、5人の子供の父親。

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