ニーハオ!ひいろです。
今朝は、長女と三女を連れて『怪盗グルーのミニオン大脱走』を見てきました。
二人を連れて出かけるのは思っていたより余裕でした。
本当にお姉ちゃんになったな、と思っていたら、三女がバドミントンの道具を一式欲しいと言ってわめきだして大変でした。
駅までたどり着けなさそうだったので、無理やりタクシーに乗って帰ってきました。
前みたいにイライラしなくなったので、修行の成果が出せたようです。
さて、今日は夕方から北京でお世話になった中国茶の専門家、朱安娜先生とお会いしました。
私と妻の中国茶の先生です。
北京生まれの長女も0歳から中国茶のレッスンに参加させて頂いていました。
現在、中国ではお茶を飲むのが流行しています。
2005年頃は、多くの人がお茶を飲みませんでした。
蘭州で一緒に勉強した遼寧省丹東市出身の友人に、朱先生のお茶をプレゼントしたところ、「僕、お茶飲まないんだよね…。」と非常に気まずい思いをしたことがあります(笑)。
この手の話は日常茶飯事です。
別の時に他の友人と食事に行くと、「私はお茶を飲む習慣がありません」と言われたことも多々あります。
中国人はお茶を飲む、という私たち日本人の思い込みだったようです。
もちろん、今はかなり多くの人がお茶を飲むようになっているようです。
北京では朝陽区の麦子店というところに住んでいたのですが、そこに龍宝大廈というビルがありました。
いつしか、そこの一階にはプーアル茶専門店が開かれたのです。
当時は、「プーアル茶バブル」なるものが到来し、投資家はプーアル茶に投資し、何年か経った後に売りさばいてお金を増やすことをしていました。
と、いうのも、「プーアル茶は古ければ古いほど良い」という誤った観念がそのようなバブルを呼び起こしたそうです。
中には数千万円も投資する人もいたようです。
ちなみに、プーアル茶は水を加えて温度を加え、細菌を繁殖させた後発酵をさせて加工したお茶です(熟茶)。
食事の際に摂取した油を身体から排出し、消化を促してくれる非常に優れたお茶です。
しかし、早く発酵させるために、悪い業者は馬のおしっこをかけたり、家畜を飼育している環境下で発酵させたりしていたそうです。
これは社会的な問題となってメディアにも取り上げられていました。
そのためか、2年もしないうちに、上記のプーアル茶専門店も閉鎖に追い込まれていました。
現在、後発酵させていないプーアル茶(生茶)が人気だそうです。
数年前までは1㎏の値段が1000~2000元(日本円で約17000~33000円)だったのが、現在、32万元(日本円で約53万円)だそうです。
このようなビジネスチャンスに乗じて投資をする人がいるために、お茶の価格がめちゃくちゃになってしまっていることは「茶迷(お茶の大ファン)」の私としては非常に残念です。
今日は、朱先生から養生について面白いお話を聞かせて頂けたので、日色鍼灸院に来院されている患者さんにも還元できる日が来ると思いますので、ぜひお楽しみにしていてください。
それでは、明日も頑張ります!
再見!!
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