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がんは予防できる?!中国の健康情報と養生講座のお知らせ。

こんにちは。
横浜中華街のひいろです。
最近、食べ物、健康法について色々勉強中です。
世の中、情報であふれかえっていますね。
だからこそ、自分自身で勉強して、自分に合った健康法を確立していく必要があると思います。
病院に行って、出された薬を飲んでおけば大丈夫!!
なんて時代はとっくの昔に終わっていますよね。

実は、来年、ある行動を起こす予定なのですが、そういうこともあり、中国語の文献を読む機会が増えている今日この頃。
そんな中、面白い内容の記事を見つけたので、シェアしたいと思います。

それは、中国におけるがんの予防について紹介したものです。
急いで翻訳したので、細かい言い回しがおかしいかもしれませんが、意味は通じると思います。
一部ご紹介します。

目次

『癌症最偏爱这10个字,千万别再“喂养”你的癌细胞(癌はこれら10文字を最も偏愛する。くれぐれもあなたの癌細胞に「餌」を与えてはいけない。)』

国家癌症中心(国立がんセンター)は最新の中国における悪性腫瘍の発病と死亡分析報告を発表した。
2014年全国で新たに悪性腫瘍を発症したのは約380.4万例、死亡は229.6万例であった。
報告によると肺がん、胃がん、結腸がん、肝臓がん、乳腺がん、食道がん、甲状腺がん、子宮頸がん、脳腫瘍、そして、すい臓がんは我が国の主要な悪性腫瘍は、おおよそすべての新たに発症した患者の77%を占める。
肺がん、肝臓がん、胃がん、食道がん、結腸がん、すい臓がん、乳腺がん、脳腫瘍、白血病とリンパがんは主要ながんの死因であり、おおよそすべてのがん死亡患者の83%を占めている。
がんは恐ろしいが、決して予防不可能ではない。研究により発見されたのは、癌が最も偏愛する10文字であり、くれぐれもあなたの癌細胞に「餌」を与えてはいけないということだ。

2014年の資料らしいですが、ものすごい数の人ががんになり、亡くなられています。

そんな、人々が恐れるがんは予防できるというのです。
その内容は以下の10文字に集約されます。

  1. 糖「毎日25gを超えると非常に危険である」
  2. 燙(熱いたべもの)「65℃以上はがんになる温度である」
  3. 鹹(しおからいもの)「しおからいものはがんの親戚である」
  4. 薫(煙でいぶした燻製)「発がん性物質ベンゾピレンを含む」
  5. 酒「一度酔えば、一度肝炎になるのに相当する」
  6. 霉(カビ)「アフラトキシン(訳注:カビ毒)の毒性はヒ素の68倍」
  7. 煙(けむり)「炒めのもの際に発生する油の煙は最も肺がんになりやすい」
  8. 油「高脂飲食もがんになりやすい」
  9. 腌(漬け物)「亜硝酸塩は三大発がん物質の一つである」
  10. 懶(怠ける)「運動はがん予防に効果的な手段である」

原文を読みたい人はこちらです。「院长在线
中国における色んな健康情報を知ることができるので、面白いです。

日本のがん死亡数について

そこで、気になったのは日本のがん死亡数。
国立がん研究センターがん対策情報センターの資料が載っています。

あれ??

あれあれ???

おかしいな????

男性の死亡数が1985年では約11万人で、2015年になると約22万人に増えている…。
女性の死亡数が1985念では約7万人強で、2015年になると約15万人に増えている…。

早期発見、早期治療!!
医療の目覚ましい進化と発展により、現代人は科学技術の恩恵を授かっているから、がんになって死ぬ人は減るはずなのに…。

このデータの意味を読み解けるか、読み解けないかは、あなた次第???
データの元はこちら

本当の予防医学とは

本当の予防医学というのは、病気にならないことです。
はっきり言うと、病気になってからでは遅いのです。
中国医学の経典『黄帝内経(素問と霊枢)』、『素問・四気調神大論』の一文をご紹介します。

聖人は未病を治し、すでになった病を治めることをせず、すでに乱れたものを治めず、未だ乱れていないものを治めといいます。

それはすでに病になったものに薬を与え、すでに乱れてしまったものを治めようとするようなものです。

例えるならば、のどが渇いてから井戸を掘り、闘いが始まってから武器を作るようなもの、これでは遅すぎはしないか!!

いやぁ…、この一文しびれますよねぇ。
2000年前に、すでに予防医学の重要性を強調しているのですよ。
ほかの篇では「最近の若いやつらは湯水のごとく酒を飲み、エロい行為に及んで、まったくよぉ!」と2000年前に、すでに「最近のわかいやつらはなってないんだよ」と当時の人々の様子を憂いています。
いつの世も同じなんだなぁ、と思いました。

治療について教えてくれる先生は日本にたくさんいますが、中国医学の生活習慣、養生について勉強できる機会はなかなかありません。
勉強会というのか、講座というのか、トークライブというのか、やりますので、ぜひご参加ください。

今回は新曲(?)を引っさげて登場します。
特に更年期で苦しむ人には朗報となり得ると思います。

養生講座のお知らせ

内容】:「婦人科と養生(中医婦人科学)」
【日時】:10月17日(水)14:00〜16:00
【対象】:中国医学が好きな人、自分自身で元気になりたい人、医療従事者(医師、歯科医師、薬剤師、助産師、看護師、理学療法士など)、鍼灸師、柔道整復師、セラピスト…
【定員】:15名(席を増やしました!⇒20名)
【参加費】:5000円
【場所】:横浜中華街。廣東會館ビル4F(日色鍼灸院)
  • 身体が変化する流れの中で、どのようなことに気をつけて生活していけばいいのか?
  • 生命はどのように変化していくのか?
  • 中医婦人科学とは?
  • 女性の身体における生理機能の特徴とは?
  • なぜ不妊になるのか?
  • なぜ子宮筋腫になるのか?
  • 妊娠中はどのように過ごすのか?
  • 産後はどのように過ごすのか?
 参加ご希望の方は、facebookInstagramTwitter、か日色鍼灸院のHPの「お問い合わせ」からメールでお願いします。
それでは、まだ先ですが、横浜中華街ですお会いしましょう。
再見!!
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この記事を書いた人

傳統醫學研究所日色鍼灸院院長。
約10年の中国留学の後、横浜中華街にて開業。鍼灸学士、医学博士。
世界医学気功学会常務理事。

鍼灸、気功、徒手療法などの施術を中心に、養生(生活習慣)の取り組みから身体をサポートする。

プライベートでは、5人の子供の父親。

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