你好!ひいろです。
今日はドラマの撮影を見学してきました。
詳細については、放送まで言ってはいけないそうなので、後日お伝えしますね。
俳優さんを合わせると、30人近くのスタッフが一つの作品を作り上げるために力を合わせる姿は、本当に勉強になりました。
一つの場面を撮影するのに、俳優をはじめとして、スタイリスト、音声、美術、照明、カメラ、AD、監督、プロデューサー、マネージャーなど、各々が一つの目的に向かって役割を果たす、まさにチームワークでした。
全員で任務を遂行して、喜びを分かち合えるのはいいですよね。
実は、とあるご縁で助産師さんにお会いしました。
東京でも有名なお産が月に300件の病院で勤務していた方です。
その方から聞いた話ですが、最近は助産院での出産を希望する人が増えているそうです。
しかしながら、年齢、持病、帝王切開の経験がある、逆子などの理由で、助産院での出産を断念せざるを得ない人も少なくないというのです。
だから、助産院で出産できた人は、かなり「選ばれし者」的な存在なのだそうです。
全体から見ると、助産院で出産する人は1%ですからね。
これまでに産婦人科医、助産師、看護師、妊婦、経産婦の方々から聞いたお話を私の経験と中国医学の視点から考察すると、やはり、身体の冷えが原因で様々な症状が起こっていると考えられます。
はっきり言って、エビデンスなんて全然ないですよ。
最前線で活躍する医療スタッフの現場の声と妊婦および経産婦の体験を元に分析しているだけです。
陣痛がうまくこない、子宮口が開かないなどの難産や産後の母乳のトラブルは、冷えが元で血流が低下して起こる現象と言えるでしょう。
血流が低下することで機能も低下します。
腰が痛い、股関節が痛い、恥骨が痛いなどの症状は、骨盤をはじめとした筋・骨格系の構造の問題も大きく関与しているようです。
以下のようなことが起こると考えられます。
構造に問題がある(骨盤が歪む、足がねじれるなど)
⇒血流低下
⇒筋肉がこわばるので身体が緊張する
⇒骨格が歪む
⇒内臓の入れ物である骨盤がゆがむと横隔膜が緊張する
⇒横隔膜が緊張すると副交感神経の働きが低下(リラックス、回復できない)
⇒相対的に交感神経優位になるため、身体の緊張状態が続く
⇒血流低下…(上に戻る)
つまり、身体の中で負の連鎖が始まり身体が正常に働かなくなるのです。
そうなると、肩こり、首こり、腰痛、様々な不調が表面化してきます。
そのためにはどうしたらいいのでしょうか?
例えば、5年前に買った車に乗るとしましょう。
ただ、いつ整備したかわかりません。
燃料のメーターが壊れていて、どれだけガソリンが入っているかわかりません。
タイヤはすり減っていて、ブレーキが時々うまく作動しません。
アクセルを踏んでも加速しない時があります。
追突されたことがあるので、車体がへこんでおり、運転をしていてどこからか変な音があることがあります。
こういう車に乗るのは怖いですよね??
これをあなたの身体に置き換えて考えてみて下さい。
自分の身体を全くかえりみず、異常に目を向けることさえしないのでは、いつ病気になっても不思議ではありません。
他の言い方をするのならば、経営状況を確認しないで、会社を運営するのと同じです。
遠くない将来に倒産するのが目に見えますよね。
ですから、日頃から自分の身体と向き合うことが大切なのです。
実は、自分自身の身体に目を向けることで、異常を感じ取ることは、それ程難しいことではありません。
専門的な知識も必要ありません。
例えば
最近、食欲が落ちている
最近、食欲があり過ぎて、食べ過ぎている
最近、睡眠状態が良くない(寝つきが悪い、夜中に目が覚める、よく夢を見る)
最近、首、肩がこる
最近、腰が痛い
最近、手足がだるい
最近、体が重く、だるい
最近、朝起きると顔がむくんでいる
最近、便秘である
最近、トイレが近い
最近、生理が不順だ
最近、生理の時にレバーのような血の塊が混ざる
最近、生理が長引き、10日以上出血が続いている
最近、疲れやすい
ほかにもまだまだチェックできる症状はあるのですが、まずはこのくらいの症状があるか確認してみて下さい。
ものすごくたくさん「最近」と書きましたが、「1か月前」と比べて、「最近」は体調がなんだか変だ、というのを感じ取って欲しくて以上のような表現を使いました。
もちろん、2か月以上前でも良いですよ。
明確に、いつごろから体調に変化が起きているのがわかるとなお良いです。
比べることで体調の変化を知るということが非常に重要です。
このまま不調を放置しておくと、更なる不調を生みます。
そうなると、自力で回復するのは難しいでしょう。
解消方法としては、不調を感じたのならば、いつもより1~2時間早く寝るようにしたり、お風呂に浸かって身体を温めたりするだけでも回復が早まることでしょう。
これを一週間続けることで体調の変化を感じることができると思います。
鍼灸治療をしていて、患者さん自身が元気になってきたな、と感じられる目安があります。
それは、朝起きた時や運動、仕事をしている時に「身体が軽い」と感じることです。
身体が重い、コリを感じる、身体が痛い、お腹が空かない、便秘などの症状は血液の流れが滞っているからです。
中国医学的にいうと「気が渋滞している」状態です。
流れが良くなれば、身体の状態は改善するはずです。
なかなか「身体が軽い」という感じがない場合は、疲労やダメージの蓄積に回復が追いつかないことが考えられます。
冷たいものを飲んだり、食べ過ぎ・飲み過ぎが続いたり、夜更かしする機会が多かったり、ストレスが多かったりすると疲労やダメージは確実に蓄積します。
日頃から、自分自身の身体の状態を感じる習慣を身に着けることをおすすめします。
もし、それが難しいようでしたら、身体の歪みや内臓の疲労状態を一緒に診てくれる人に相談してみましょう。
ちなみに、現代医学の検査方法では、検査結果に異状が認められなければ更年期、老化、ストレスと言われるだけだと思います。
そういう訳で、今晩から始まる冒頭のドラマ。
楽しみです!
あぁぁ!!!!!
うち……
BS、見られないや…。
(劇終)
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