ニーハオ!ひいろです。
今日、TWICEの日本語バージョンの曲を聴きました。
韓国語が聴き慣れているせいか、日本語は何だか違和感がありました。
韓国人メンバーの発声の問題もあるのかもしれませんね。
日本語は聴き取りやすいのですが、文字通り借りてきた感じがしました…。
さて、2006年、ジャッキー・チェン主演の『THE MYTH/神話』で共演したキム・ヒソン(金喜善)がジャッキーと歌う『美麗的神話』が中国では人気がありました。(オリジナル曲は孫楠と韓紅が歌う。ファンサービスのためか、なぜか主人公のジャッキーとヒロインのキムさんがカバーで歌う…。)
キムさんの韓国語の歌声は澄んでいて美しいのですが、中国語になった途端、喉から発声する感じがして非常に残念です。韓国語と中国語のギャップが凄すぎます…。
キムさんが韓国語で歌い(3:42~)、その後(3:57~)中国語で歌います。
曲の最後は韓国語と中国語の応酬です。
ジャッキーの歌声と共にぜひお楽しみ下さい。
キムさんが中国語に慣れていないというのが最大の問題と思われますが、中国語と韓国語の発声法が関係しているのかもしれませんZ(重心や意識の置く場所も関係していると思います)。
私は韓国語を勉強したことがないので、これ以上は何とも言えません。
中国語と言えば、もともとはチベット語だった漢訳された「六字真言」があります。
「六字真言」は唵(ong)、嘛(ma)、呢(ni)、叭(bei)、咪(mei)、吽(hong)と表記します。
中国語は響きというのか、浸透力というのでしょうか、波動が強い感じがします。
「ong」の「o」で広がり、「ng」で閉じていくのですが、振動し続けるような感じがします。
一文字ずつ「おーん、まー、にー、べーいー、めーいー、ほーんー」のように発生してみると感じられると思います(ひらがなにすると感じが異なりますが、とりあえず)。
なんと言うのか、日本語にはない力強さを感じます。
これは、良いとか悪いという話ではなく、言語が持つ力強さや響きや浸透力というものを感じます。
別の言い方をすれば、「言語の持つ雰囲気が中国語と日本語では全く異なる」というのでしょうか。
2004年、北京で研修をしている時、日本語の話せる女性の先生にお会いしました。
普段、教えて頂いている先生の妹弟子だったので、お名前はその何年も前から知っていました。
実際にお話しすると、ものすごく優しく知的な先生でした。
私たちは会場で和やかに会話をしていました。
そこは、中医文献学の勉強会だったので、その先生の弟子も来ていました。
その先生が弟子に中国語で話しかけたのですが、雰囲気が一変したのを覚えています。
強そうな感じに。
何より、正直言って怖かったです(笑)。
同じ人なのに、日本語ではやさしい感じだったのに、中国語だと叱っているというのか、怒っているような感じでした。
別に怒っているわけではないのに。
私も中国語を話す時は、大胆かつワイルドな感じになる気がします。
言語がかもし出す独特な雰囲気は非常に興味深いですね。
結論を言うと、リードボーカルのナヨンとジヒョが日本語だと持ち前の歌の上手さを活かせていない気がして残念です。
今後の活躍に注目です!
と言う訳で、最後は無理やりTWICEの話で締めくくりたいと思います。
それでは、再見!!
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