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足底筋膜炎と冷え

こんにちは。
横浜中華街のひいろです。

 

 

はじめてインド人の患者さんを治療しました。
肩こり、すごかったです。

 

 

最近、少しずつ英語を話す機会が増えてきています。
もうストレスではなくなりました
Google翻訳があれば全く怖くないですね。
本当に便利ですね
英語で会話…、というか意思疎通というか、かなり慣れてきましたよ。
聞き間違いは結構ありますけど…。
知っている単語をとにかく並べまくって、あとはジェスチャーでいけるものです。

 

 

昨年の冬、身体が冷えたのをきっかけに両脚の土踏まずからかかとにかけて痛みがあり、整形外科を受診。
病院では足底筋膜炎と診断され、ステロイドの注射を2回打ってもらうと痛みが治まったそうです。
しかし、3週間前から痛みがぶり返し、ステロイドは身体に悪いので、友人のすすめで日色鍼灸院に治療に来られたそうです。

 

 

話を聞くと冷たいものは飲んでいないと言うのです。
しかし、舌には白い苔がしっかりあります。
これは体内に寒湿が停滞していることを意味しています。
更に話を聞くとこの方、ベジタリアンでした。
毎日大量にサラダを食べ、朝食はスムージーとヨーグルトを食べていることがわかりました。
肉、魚介類は一切食べません。
でも、かなり太っているのです。

 

ベジタリアンなのになぜこれだけ太っているのでしょう?

 

中国医学で肥満は気虚に加えて痰、湿、寒、瘀濁が堆積していると考えます。

 

 

更に、2年前に「hysterectomy」、すなわち「子宮摘出手術」をしたというのです。
こんな時、Google翻訳が本当に役立ちますね!

 

 

中国医学では子宮は肝、腎、任脈、衝脈と関係すると考えます。
先天的なエネルギーと密接ですので、子宮を摘出することは身体にとって相当なダメージを残すことになります。
土踏まずは脾経、かかとは腎経と関係します。

 

 

それから、重要な所見として、手汗が非常に多いのです。
これは体内の湿気が盛んであることを意味しています。
寒い時期に痛みがぶり返すのは生命エネルギーの弱りと邪気により生理機能を妨げられていることが考えられます。
ですから、この方は治療を受けることは大切ですが、根本的な健康問題を解決するためには生活習慣を変えることが必要不可欠です。

 

 

症状により季節の影響を受けるというのは当然のことです。
中国医学ではこれを「天人合一」といいます。
12月5日(水)はいよいよ2018年最後の養生講座『四季の養生』です。
「天人合一」、「四季の養生」について知りたい方はご参加ください。

 
ちなみに、開催場所が廣東會館3階の会議室に変わりましたので、ご参加の方々はお気をつけください。

 

 

それでは、再見!!

 

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この記事を書いた人

傳統醫學研究所日色鍼灸院院長。
約10年の中国留学の後、横浜中華街にて開業。鍼灸学士、医学博士。
世界医学気功学会常務理事。

鍼灸、気功、徒手療法などの施術を中心に、養生(生活習慣)の取り組みから身体をサポートする。

プライベートでは、5人の子供の父親。

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