にーはお!!ひいろです。
娘たち(保育園児…)に部屋を荒らされて、困っています…。
今日もお届けします!
事業を始める時、治療院、会社の名前は世の中に浸透するまでの時間を考えると、一度つけると簡単には変えにくいですよね。
ですから、当院の名前も最初は色々考えました。
世の中には、雰囲気があっていいなぁ、と思うような名前があります。
例えば、北京の有名な漢方薬局「同仁堂」やジェット・リー氏が演じた実在の医家で武術家であるファンフェイホン(黃飛鴻)の漢方薬局兼武術道場「宝芝林」のような名前はいいですよね。
でも、結局いい名前が思い浮かびませんでした。
最終的に決めたのは「傳統醫學研究所日色鍼灸院」でした。
日本ではあまり知られていないのですが、中国北京市には中国医学の総本山「中国中医学科学院」があります。
2005年、設立50周年の時に「中国中医研究院」から現在の名前に変わりました。
「研究院」という名前がかっこいいと思ったのですが、日本ではこのような表現はしないので「研究所」にしました。
なぜなら、鍼、灸、徒手療法、気功、点穴、経絡、武術、身体感覚の開発、文献的な理論などを研究する所にしたいという意味を込めて「研究所」にしました。
また、「中国医学」、「中医学」という表現よりも「伝統医学」がいいと思いました。
書いていて気付いたのですが、当院の英語表記は「Hiiro Institute of Traditional Chinese Medicine(HiiroITCM)」ですが、「伝統中国医学」と言ってましたね…。
「伝統」についての僕の中の定義として、「先人から受け継いだ智慧と経験を現在に活かす」ということに重きをおいています。
「継承なくして発展はない」ということも一つの考え方ですが、伝統の全てが良いとは限りません。
もし、「現状に居着いてしまう伝統」ならば興味はありません。
「前向きな発展性のある伝統」にこそ意味があることでしょう。
なんだか、面倒くさいことを言うな、と思われるかもしれませんが、そんな感じです。
しかし、保健所によると「医」という文字を使ってはいけないという決まりがあるそうです。
ですから、看板には旧漢字の「傳統醫學」を表記しました。
どうせ読めなくてもいいや、という気持ちもありました。
「日色」でさえ、「ひしき」、「にっしょく」と読む人もいるくらいですもの。
そう考えると「傳統醫學研究所日色鍼灸院」、ほとんど読めない文字だらけだな、と今気づきました…。
本来、僕の治療は、鍼灸だけでなく整体などの徒手療法も行います。
また、気功、点穴の施術も行います。鍼灸がメインですが、治療法は体質、症状、好みによって選択しています。
ですから、総合的な治療を受けられる場所という意味で、「日色鍼灸院」ではなく「日色治療院」にしたかったのです。
しかし、横浜市中区では「治療院」で登録することが認められていません。けっこう、色々とぶちぶち言われましたよ。
そんなことで「日色鍼灸院」になりました。
でも、今はそれで良かったと思っています。
ぶちぶち言われたとか言って、ごめんなさい!
まぁ、気功なんて怪しいし、点穴なんて読み方も意味もよくわからないでしょう。
それから、徒手療法なんて言葉も専門的に勉強した人以外よく知らない言葉ですよね。
ですから、鍼灸を窓口に伝統医学の良さを知って頂き、あなたの健康に寄与する「医療機関」的存在でありたいと思います。
そうは言っても、鍼灸なんて日本においては「医療類似行為」という何をするかよくわからない怪しい存在ですものね。
それでも、頑張ります!
ということで、修行に励んで参ります!!
加油!(僕が)
再見!!
コメント
コメント一覧 (2件)
ニーメンハオ、初めてこちらにコメントします。
いつも楽しみにしています。
点穴→てんけつ?(合ってますか?笑)
区や保健所っていろいろ制約があるんですね。
「傳統醫學研究所日色鍼灸院」、カッコイイ漢字だと思ってましたが実は読めてませんでした。
傳統醫學研究所→伝統医学だったのか。
さて話は逸れますが、私が日色先生のことを知ったのは実はずっと昔、何年前もにROUROUのオーナーに「凄くいいですよ」って教えていただいていたのです。
時が熟してこうしてご縁が出来たのも偶然ではないと思い、感謝しています。
これからもどうぞ末永くよろしくお願いします。
晩上好(こんばんは)‼︎
点穴「てんけつ」で大丈夫です!
コメントありがとうございます。
ROUROUさんのご紹介だったのですね。
本当にご縁ですね。
治療院の名前が読みにくいですが、こちらこそどうぞよろしくお願いします!