呼吸について

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【吐き切る呼吸(肋骨の内旋)】動画

こんにちは。
5月の連休ですが、今年は暦通り診療しています。
5/3、5/4は『修行の開拓竹切りキャンプ』に行ってきます。
初めて息子も連れていくのですが(妻は留守番)、シュラフ(寝袋)で一緒に眠れるか今から不安ですが、それも含めて修行なので頑張りたいと思います。

さて、身体健全な機能を保ち、本来持っている機能を回復させるために必要なことがあります。

①栄養(食事:量と質、タイミング)
②休息(睡眠)
③運動
④心(精神状態、心のあり方)
⑤姿勢(構造)
⑥呼吸

詳細は省きますが、今日は⑥の「呼吸」について少しお伝えします。

人は食べ物がなくても1ヶ月は生きられます(3週間とも)。
水がなければ3日しか生きられません。
空気はどうでしょうか?

3分間、酸素が脳をはじめ、組織や細胞に行かなければ、身体に重篤なダメージを与え、死に至ることさえあるでしょう。

しかし、酸素を取り込む呼吸について、日常的にないがしろになっているのです。
深呼吸が身体にいい」と言いますが、深呼吸をしていますか?
正確には「深呼吸ができますか?」と言うべきでしょう。

慢性疾患、慢性症状を抱える方の呼吸は驚くほど浅く、速いです。

深呼吸ができないどころか、普通の呼吸ができていないのです。

呼吸を正常に行うことができなければ脳機能は低下し、自律神経は乱れ、消化器系、肝臓・腎臓などの解毒、婦人科、筋肉・骨格の機能も低下してしまいます。

ですから、症状改善のためにも、健全な身体機能を維持するためにも、健全な呼吸を取り戻すことが必要不可欠なのです。
残念ながら、多くの人が、「息を吐き切る」ことができていません。
吐くことができてはじめて吸うことができます。(陰陽互根、陰陽転化)

気血の流れを改善するためにも、脳機能の改善のためにも、しっかりと「吐き切ること」を習得してください。
今症状がある方は回復のために、元気な方はもっと元気になるようにぜひ練習してみてくださいね。 

身體健康!
萬事如意!

【吐き切る呼吸(肋骨の内旋)】動画
0:00〜:説明 
1:11〜:評価の仕方 
2:28~:呼吸法のやり方

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この記事を書いた人

傳統醫學研究所日色鍼灸院院長。
約10年の中国留学の後、横浜中華街にて開業。鍼灸学士、医学博士。
世界医学気功学会常務理事。

鍼灸、気功、徒手療法などの施術を中心に、養生(生活習慣)の取り組みから身体をサポートする。

プライベートでは、5人の子供の父親。

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