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【梅ジュースの作り方】

你好!!ひいろです。
今日は大雨でしたね。
横浜中華街はかなり雷が鳴っていました。
時折、晴れ間がのぞきましたが、慌ただしいお天気でしたね。

さて、本日、治療中に患者さんから尋ねられました。
昨日のブログで言っていた梅ジュースって、どうやって作るのですか??
わたくし、うっかりしておりました…。
みんな、家で作っているだろうから、書かなくていいか、と思っていました。

【梅ジュースの作り方】

【材料】
青梅:1kg
氷砂糖:1kg
米酢:150cc

【作り方】
水に浸けてよく洗う。
ヘタを爪楊枝で取り、タオルでよく拭く。
ナイフで十文字に切れ目を入れる。
(切れ目を入れるとジュースが早くできるため)
氷砂糖と梅を交互に入れる。
米酢を150cc入れる(酢は腐らないために入れます。)
毎日一回、ビンを揺らす。
500ccのペットボトル3~5本分ができます。
梅がシワシワになり、氷砂糖なくなり、ジュースの原液が上がって来たら飲み頃です。
5日ほどでできます。

炭酸水で割って飲むと美味しいですよ。
もちろん、常温の炭酸水です。
お湯割でもいいですよ。
ペットボトルに入れた梅ジュースの原液は冷蔵庫で保管します。

と、言ってもこれから作るのでは夏が終わってしまいそうなので、他の方法をお伝えしますね。

珍しくアスパラとトマトのカレーを注文しました。しかも辛さを増して!やはり、カレーは美味しいですよね!!ちなみに、ご飯は普通で注文しました。だから、今日大雨だったのかな…。

【烏梅加白糖湯】

烏梅は長引く咳、長引く下痢などの症状の他に、不正出血、血便にも使う生薬です。
それから、「生津止喝」の作用もあります。「津」は「津液」、すなわち、人体組織のあらゆる体液をいいます。
夏バテ、脱水予防にも有効と考えられます。
もちろん、症状の原因をしっかりと明らかにする必要がありますが、応用範囲が広いです。

収斂する作用のある烏梅。
汗と共に気が漏れるのを防ぎ、気を収斂してくれます。
砂糖は中気(消化器系の力)を補います。
梅の燻製なので、熱いまま飲むと燻した香りが強いので、常温になるのを待つと飲みやすいと思います。

【材料】
烏梅:大さじ2~3杯分
砂糖もしくは氷砂糖:大さじ3~5杯

【作り方】
漢方薬局で烏梅を500gで2800円くらいだったと思います。
一袋あると1年は持つでしょうから、それ程高いものではないですよ。砕いた烏梅だと煮出す時に時間がかからなくていいですよ。
大さじ2~3杯を100円均一のお店で売っているティーパックに入れると飲む時に出せばいいので便利です。
水1~1.5ℓを沸騰させて色が着くまで煮ます。沸騰してから10分くらいでいいと思います。
うちでは、やかんもしくは鍋で作ります。
砂糖もしくは氷砂糖を大さじ3~5杯入れます。
お好みで入れて下さい。

子供の中耳炎、下痢、カゼ、発熱にも使える優れた処方です。
と言っても梅と砂糖ですので、安心して飲めます。
ただ、子供の場合、燻製の香りが苦手な子もいるので、飲んでくれなかったら諦めて下さい。

ちなみに、烏梅は日本ではあまり使わない生薬なので、漢方薬局で買うと珍しがられます。
患者さんから聞いた話ですが、ある時、横浜中華街の漢方薬局の店主が首をかしげているというのです。
患者さんが店主にどうしたのですか?と尋ねると、「不思議なことに最近、烏梅がよく売れるのです。もうすぐ在庫がなくなるのですが、どうしたものかなぁ」と言われていたそうです。
後に、日色鍼灸院からの紹介であるとわかって納得していたそうです(笑)

更に烏梅を手に入れるのが困難な方は梅干しで作ってみて下さい。
梅干しの種5~6個を上記の方法で煮出して、砂糖もしくは氷砂糖を入れて作ってみて下さい。
私はこの方法は試したことがありませんが、できるそうです。

夏はこれから。
というか、梅雨が明けていませんものね。
今年はかなり暑くなるそうなので、梅ジュース、ぜひお試しくださいね。
炭酸水で割ると、シュワ~っとして美味しいですよ!

それでは、再見!!

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この記事を書いた人

傳統醫學研究所日色鍼灸院院長。
約10年の中国留学の後、横浜中華街にて開業。鍼灸学士、医学博士。
世界医学気功学会常務理事。

鍼灸、気功、徒手療法などの施術を中心に、養生(生活習慣)の取り組みから身体をサポートする。

プライベートでは、5人の子供の父親。

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