ひいろです。
昨日、運動をしたら、今日は全身筋肉痛です。
修行が足りません…。

へその緒が切れた瞬間から、両親からもらった生命エネルギーを消耗し始め、死に向かいます。生まれ持っている生命エネルギーを中国医学では「先天の気」と言います。
これは消耗する一方なので、食い止めないと大変です。

「肺」の作用で空気を吸って生命エネルギーを補うのが一つ。
もう一つは食事をすることで生命エネルギーを取り入れます。
これらを「後天の気」といいます。

食べ物は生命エネルギーである「気」の塊です。
「気」が充実しているものを食べることが元気でいられる条件の一つと言えるでしょう。

今日は簡単で美味しいお料理をご紹介します。

名付けて「鶏肉と長芋のスープ」です。
食材は、その名の通り鶏肉と長芋です。

鶏肉の味は「甘」、性は「温」です。
『中医飲食栄養学(上海科学技術出版社)』によると効能は「温中」、「益気」、「補精」、「添髄」です。お腹を温め、気を益し、精を補います。
簡単に言うと、大いに元気になりますよ、ということです。

長芋は漢方薬では「山薬」といいます。
味は「甘」、性は「平」です。
「平」というのは「冷える」と「温める」の中間にあるものをいいます。
その効能は「補脾養胃」、「生津益肺」、「補腎渋精」です。
消化器系を養い、肺を元気にし、腎を補うという意味です。
簡単に言うと、全身元気になるよ、ということです。

あなたはきっと、「長芋を煮る??ヌルヌルして気持ち悪いじゃないの?」と思いませんでしたか?
安心してください。
スープにすると、ヌルヌル感は全くありません。
中国では長芋は炒めたり、鍋の具材、スープにして食べます。
中国で初めて食べた時は驚きましたが、食べてみると本当に美味しいです。
騙してはいないのですが、一度騙されたと思って作ってみてください。

長芋は漢方薬なので、補う力があります。
過熱して毎日食べるといいですよ。
我が家では、じゃがいもの代わりにカレーに入れて食べます。
お味噌汁の中に具としても入れます。
もし美味しくなければ、僕が作って食べさせてあげますね(笑)。
それだけ自信があるレシピです。

中国で食べたスープ。何のスープか忘れましたが、美味しかったです!

さて、気になる食材ですが、用意するものは骨付きの鶏肉適量。
長芋適量です。

あ、適量だと目安になりませんね…。

できれば、鶏肉の背骨と肋骨で出汁を取れれば最高です。
名古屋コーチンで作ったスープは本当に美味しく、身体の芯から温まる感じがしました。
鳥ガラでもいいですが、手羽先、手羽中、手羽元でも美味しいです。
骨付き肉ですとエキスがしっかり出て、美味しく、栄養もたっぷりです。

長芋は皮をむいて、適当な大きさに切って多めに入れます。
小さく切ると煮込んでいる間に崩れてしまいます。

虚弱体質のお子さん、病気した後、特に出産の後はおすすめです。

長女は北京で生まれたのですが、その時は毎日スープを妻に飲ませていました。
北京では烏骨鶏が非常に安く手に入りましたので、調理していました。
ある日、烏骨鶏を一羽買ってきて、解体作業をした後から、トラウマになり、しばらく鶏肉をしばらく食べられなくなったこともありましたが…。

鶏肉屋さんから聞いたのですが、日本の烏骨鶏の多くが台湾からの輸入だそうです。
ですので、鳥インフルエンザが出ると輸入が完全に止まってしまうそうです。
手に入るのでしたら、地鶏を使うことをお勧めします。
本当に美味しいです。

出産は体力が落ち、内臓の消化力も衰えやすいです。
そんな時は栄養たっぷりの鶏肉と長芋のスープが疲れた身体にやさしく、母乳も出やすくなりますよ。

毎日、鶏肉と長芋のスープだと飽きる日が来るでしょう。
そんな時は、和風だしに鶏肉を入れてスープを作ると新感覚の和風スープができあがります。
それでも飽きる時が来ると思います。
そんな時は、トマトをみじん切りで入れるとイタリアン和風スープになります。
さらに飽きる時が来ると思います。
そんな時は鶏肉ではなく、スペアリブでスープを作ります。

材料
4~5人前
手羽元8~10本。
長芋15㎝ほどを適当な大きさに切る。
生姜少々をみじん切りで入れる。
塩適量。

ポイント
鶏肉は一度、軽く熱湯で血を抜きます。
一羽買ってきた場合は一回の料理で半羽使うとお得です。
結構、濃いスープができるので、食べきれなさそうでしたら冷凍しておくといいです。
しかも、このスープでカレーを作ると美味しいですよ。

それでは、再見!!