こんにちは。
横浜中華街のひいろです。

6月21日(木)、東邦大学大学院看護学研究科で講義をしてきました。
テーマは「助産と東洋医学」。
助産の現場では妊婦さんや産後のママさんへのツボを使ったケアに大変関心があることを聞いて驚きました。
3年目ではじめて知りました(汗)。

それから、新生児のケアについても知りたいというご要望があったので、自宅でできる赤ちゃんのケアについてもご紹介しました。
中国では「捏脊(nieji:ニェジィ)」という民間療法が有名ですが、中国の方法をそのまま使うと刺激が強すぎることがあるので、日本向きに調整した「日色式捏脊・改」をお伝えしてきました。
ものすごく地味ですけど…。
講義を通して僕自身が学ぶことや気づきがあるのは本当に勉強になりました。

今回も産婦人科医の岡村麻子先生と一緒に講義をしました。
岡村先生とは北京で知り合ってからのお友達です。
2009年、北京中医薬大学国際学院で後輩と話をしていた時にたまたま声をかけて頂いたのがすべての始まりです。
ご縁に感謝です。
岡村先生は漢方を中心に講義をされましたが、西洋医学と東洋医学からの見解を教えてくれました。
休憩時間のお話も目から鱗の連続でした。
ちょっとブログでは書けないような内容も非常に面白かったです(笑)。

現代医学では月経困難症の治療では痛み止め(消炎鎮痛剤)と低用量ピル(ホルモン剤)が基本だそうです。
しかも、デスクワークなどで座りっぱなしがつづくと月経困難症が悪化するというのです。
なるほど、先日読んだ記事によると4時間以上座った姿勢が続くと血液循環が50%になるそうです。
血栓もできそうですよね。
血栓といえば、ピルには血栓ができるという副作用があります。
これは医療従事者には常識の話ですが、ピルを飲んでいる人が意外と知らないのですよね。

中国医学的に見てもピルは瘀血を産生します。
月経困難症、不妊治療でピルを一定期間飲んでいる人にシミが多いのはそのためです。
自分の飲んでいる薬くらいは、どういう目的で?
どのくらいの期間飲む必要があるのか?
そして、どのような副作用があるのか?
を知っておいた方がいいですよね。

それにしても、現代人は人類史上、最も動かない時代にいるのではないでしょうか。
結論からいうと、月経困難症は血流を良くすれば改善します。
月経困難症の人はとにかく血流が悪くなるような生活をしています。
おそらく、例外はないと思います。
ちなみに、ロキソニンなどの消炎鎮痛剤を飲むと体温が0.5℃下がるそうです。
これを続けていればさらに血行不良が助長されますよね。

血行不良になると月経困難症は悪化する。
だから、消炎鎮痛剤を飲む機会が増える。
さらに血行不良が進む…
月経困難症が悪化する…
消炎鎮痛剤を飲む…
血行が……
………
「今、確実に間違いなく、この部屋を出た…、なぜ、またこの部屋の中に立っているのか?!(byポルナレフ)」

なんだか、「幽波紋(スタンド)」による攻撃を受けているようですよね…。
でも、現実問題として起きていることです。
「そもそも今の症状は何が問題で、どこから来ているのか?」を考えることが今の症状と決別できる鍵となることでしょう。

来年は岡村先生とちょっと大きめのコラボをすることになりそうです。
今から楽しみです。

それでは、今日はこれにて。
再見!!

看護の授業で使う赤ちゃんのお人形。想像以上に重たかったです。