先日、患者さんに飛蚊症は鍼灸治療でよくなりますか?という質問をされました。
飛蚊症とは糸くずや黒い点、虫のようなものが、視界に飛んでいるように見える症状です。
多くの場合は加齢などによる生理的なものです。

中には網膜剥離、網膜裂孔や硝子体出血などの病変がある場合があります。
これらは生理的な飛蚊症ではないので、すぐに病院に行って検査を受ける必要があるでしょう。

ところで、冒頭にご紹介した患者さんですが、武術をされている方だったので、もしかして?と思って尋ねました。

パンチを顔に喰らったりしていないですか??

すると…

打撃を喰らうと、目の前に火花が散ったような感じになることがよくあります。

と言うのです(笑)。

さすがに、網膜剥離や網膜裂孔のような失明する危険性の高い病気ではないとは思いましたが、打撃を顔に受けるのは本当に危険です。
激しい衝撃を眼球に受けるのは本当に危険なので、気をつけたいです。
もちろん、ある一定のダメージならば治療で解消することはできます。

最近、来院された方は、転倒して眼窩底骨折(眼球が入っているくぼみ付近の骨折)の後から、視界がぼやけて目が痛いというのです。
頭蓋骨の調整と鍼の治療をすると視界が明るくなり、目の痛みが良くなりました。

それから、別の患者さんですが、タクシーに乗車中、交通事故を回避するために急ブレーキをかけた際に目を激しくぶつけ、その後から目が痛くなり、ものがぼやけて見えるようになりました。
同じく、頭蓋骨の調整と鍼治療をすると少しずつ回復してきています。
2年前の古傷でも効果的であるのは大変興味深いところです。

眼球の容れ物である頭蓋骨を調整し、首と眼球に血液が流れるように治療すると目の症状の改善には有効なようです。
上記の理由で、飛蚊症にはある一定の効果が得られると言えるでしょう。

中には、交通事故の後遺症かと思いきや、    youtubeの見過ぎという人もいるので、見極めが肝腎です。